フレンチバー シャノワール
1881年パリ モンマルトルにロドルフサリによりOPENしたキャバレーフランセーズ「シャノワール」。多くの芸術家が集まり新たな時代を築いたとも伝わる名店です。その名にちなんだ、ここフレンチバー シャノワールは、どこかノスタルジックな雰囲気。ゆっくりと流れるシャンソンと、アンティークランプの柔らかく暖かい灯りの中で、時を忘れさせてくれます。
テーマは「Bar Français」。大きくひときわ印象深いセラーに300本以上のワイン。フランス各地のヴィンテージワインが出番を待っているかのように列びます。食前・食中・食後酒それぞれの相性や時間、季節に合わせたフランス銘酒のプロデュースは、マスターの嬉しい気遣い。また、もっと気軽にと、グラスワインもシャンパーニュをはじめ10種のワインが日替わりで楽しめ、15時から18時のアペリティフタイムでは、パスティスやヴェルモットといった伝統的なフレンチ アペリティフを傾けながら、待ち合わせや少し遅めのランチとしても心地よく過ごせます。
夜は素朴ながら「嬉しい料理」をコンセプトに「自家製 パテ ド カンパーニュ」や「そば粉のガレットコンプレット」といった地方色豊かな軽食から、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」や「鶏モモと砂ズリのコンフィ」などしっかりとしたメイン料理も。ワインと料理の合間に、気の合う仲間と会話をゆっくり楽しむのも良し、食後の時間を少し強めのハーブリキュールと葉巻で、彼の地、彼の時代に思いを馳せるのも良し。そんなひと時を与えてくれます。